健康経営をはじめたきっかけ
健康経営に取り組むようになったきっかけは、20代の若い従業員が増えだした時でした。 若い従業員が辞めないようにするには、どうしたらよいのか考えました。
「楽しい会社」、「楽しい仕事」、「元気に働く環境」にするには、体も心も休ませることが必要だと思いました。
弊社のビジョンは従業員と一緒に考えて作りました。その中で、優先する価値観の中に「健康に気を配り、毎日を楽しむ」未来のイメージの中に「仕事に自信を持ち活き活きとしている」があります。
振りかえると、糖尿病や脳梗塞になり会社を辞めた従業員が3人もいました。 私も病気で3年連続入院することになり、若い時の無茶がたたったと後悔しました。3年目の入院は1ヶ月もかかり、生きていられて良かったと痛感しました。
それからは働き方を考え直し、ストレスを溜めないように工夫を凝らして健康管理を行っています。 従業員にも健康・生きることに意識を持ってもらうため、仕事とプライベートの区別をはっきりさせる必要があると思い、業界的には早くから週休二日を導入し環境を変えてきました。
その結果、若い従業員は特に週末の休みを楽しみに思い、自ら働き方を考え無駄を省き成長しています。 従業員一人ひとりの成長が、会社の業績にはっきりと表れてきました。
健康で活き活きと働くことで、すべてが良くなっていくことを肌で感じています。
株式会社マルケイ
代表取締役 江﨑 賢一
健康経営推進体制
健康経営推進の概略図
健康課題に対する指標と目標値
※1:高血圧者(高血圧治療中者+高血圧未治療者:収縮期血圧160以上または拡張期血圧100以上)(40歳未満含む)
【測定方法】
アブセンティーイズム:傷病による平均欠勤日数
プレゼンティーイズム:東京大学1項目版による生産性低下率
ワーク・エンゲイジメント:新職業性ストレス簡易調査票のワーク・エンゲイジメントに関する設問(2項目)によるスコア
仕事満足度:従業員アンケート調査によるスコア
課題別の取り組み
健康関連指標の変化、結果