今回の勉強会は、あと施工アンカーについて勉強いたしました。
(↓ホームページ参照)
アンカーとは、母材に取付け物を取付けるために工夫したもの、あるいは既存の躯体コンクリート(母材)と、新たに設ける構造部材との接合面で、力が円滑に伝達されるように工夫されたものです。
「あと施工アンカー」は穿孔した母材の孔に固着機能によって固定されるアンカーで、埋め込み方法などによって、「金属系アンカー」「接着系アンカー」「その他のアンカー」に分類されます。
その中で今回は金属アンカー、接着系アンカーについて学びました。
このブログでは簡単にメリット・デメリットをご紹介させていただきます!!
〇金属系アンカーのメリット・デメリットについて〇
「メリット」
即時荷重(施工後すぐに負担をかけても問題ない)、清掃に大きく影響されない(多少のホコリがあっても性能には問題はない)
有効期限がない、施工に熟練必要なしなど
「デメリット」
コンクリートにストレス、施工時にコンクリートの割れ等発生、母材に対する制約など
〇接着系アンカーのメリット・デメリットについて〇
「メリット」
高耐力・強度、ボルト・鉄筋等使用可、ボルト材質が自由、コンクリートに与える影響が少ないなど
「デメリット」
硬化に時間が必要(施工後はすぐに使用できない)、施工に熟練が必要、清掃の影響を大きく受ける(ホコリで接着剤が付かない)など
このように目的によって使い分けることができます。
接着系アンカーについて、私は取り扱ったことがなかったので非常に勉強になりました。
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