毎月定例で行っている勉強会が今月も開催されました。
今月の主たる議題は「雨漏れ」に関する事です。
様々な理由で発生する雨漏れに関しては原因を追究し適した処置をすることが非常に大事です。
今回の勉強会では直近で発生した雨漏れの原因及び対策を共有しました。
主な内容は外壁がALCの場合に発生する雨漏れの原因及び対策についてです。
ALCとは簡単に説明するとコンクリートのパネルです。
雨漏れの発生する原因としては大きく3つあります。
1つ目はALCのジョイントシーリングが劣化し、ひび割れが発生しそこから漏水するという事例。
この場合、既存シーリングの上の塗膜の除去をしシーリングの増し打ちを行います。
2つ目はALCそのものにひび割れが発生し、そこから漏水する事例。
この場合、多少のひび割れであればシーリング材を注入する事でひび割れを埋める事が可能ですが、ひび割れが大きい場合、ALCそのものを取替する必要があります。
ひび割れ状況に応じて補修方法の検討が必要です。
3つ目はALCに塗装されている塗料が、経年劣化によってひび割れが発生し塗膜がはがれ、そこから漏水する事例。
この場合、下地の状況に応じて適切な塗装を施し、十分な膜厚を確保する事で雨漏れを解消する事が出来ます。
上記で紹介したように雨漏れには様々な原因があります。
調査を行っても、1回目で原因が見つからない事もよくあります。
思いもよらない事が原因で雨漏れしている事もある為、非常に奥が深いです。
弊社には雨漏れのエキスパートが多数在籍しているので、その方々の知識や経験をこういった勉強会で共有していただけるので非常に勉強になります。
お客様から雨漏れのご依頼をいただいた時に、迅速かつ正確なご対応が行えるように努めていきます!
ターゲット: |