Staff Blog

今日もあの街で。マルケイスタッフが
日々の様子をBlogでお伝えいたします。

2016年09月20日スタッフブログ

T保育園新築工事 9/20

今回は、基礎の鉄筋組立の様子を紹介します。

墨出しが終わり、基礎の位置が決定したので、いよいよ鉄筋を組み立てます。

鉄筋の太さ、長さ、間隔は設計図によって決められています。

その図面を元に工場で加工し、現場で組み立てます。

鉄筋を並べて、結束線(鉄線を熱処理し柔らかく加工した物)を使って、鉄筋同士を緊結します。

鉄筋の下に置いてあるのは、コンクリートのかぶり厚さを確保するための台(スペーサー)です。

 

かぶり厚さというのは、コンクリートの外側から、鉄筋までの厚みの部分を指します。この数値も場所によって決められています。このかぶり厚さが決められた数値より少ないと、ひび割れの原因や、設計通りの強度を得られなくなってしまいます。

鉄筋の材料も長さが決まっているので、それ以上の長さを必要とする場合、

どうしても鉄筋同士を接合しなければいけません。その継手の方法には

色々ありますが、一般的に多いガス圧接継手を紹介します。

電動油圧ポンプを使用して鉄筋と鉄筋を圧密着させ、バーナーであぶり、

鉄筋をつなぐ工法です。この工法は有資格者でないと行えません。

建築工事には色々な資格があり、その人たちの技術が集結し、1つの

建物が出来上がっていくのです!

上の写真が圧接完了時の写真です。接合部分に出来るこぶの大きさなどにも

きちんと基準が定められています。それらを満たすことにより、建物を支える

基礎の一部として、力を発揮します!

いろんな工程を経て、基礎配筋を進めていきます。

次は型枠工事を紹介します。

スタッフ通信TOPへ

採用情報へ

未経験者も活躍! 新卒も中途も募集!!