N小学校大規模改造工事 9/27 『下地が命!』
台風シーズンも佳境を迎えた今日この頃ですが、工事現場は天候不良による遅れが出ないように様々な工夫をして進めています。
特にこの現場は、校舎の外壁塗装改修工事がありますから、雨で塗装ができないとなれば、現場監督は頭をポリポリかきながら工程表とにらめっこ状態です。
校舎の外壁の面積は家とは比にならないほどの量ですから、外壁コンクリートなどの補修から、窓廻りの水密・気密のためのシーリングという部分の打替え、塗装の工程と順序良く作業を進めていきます。
工程を上手に組む(組み直す)というのも現場監督の腕の見せ所なのです。
下地の補修やシーリングの工程を終えた外壁は、塗装工事の工程へ進むのですが、塗装工程のはじめに、既存壁の汚れや、劣化した塗膜を除去するために高圧の水で洗い流します。
天候が優れなくても作業が出来る工程ですから、高圧洗浄機でどんどん洗い流していきます。
最近では黄色い姿でお馴染みのケルヒャーも家庭用高圧洗浄機を出していますが、工事現場は広いので、耐久性が高く長時間の使用でも問題が無いガソリンエンジン搭載の業務用高圧洗浄機を使用します。
家庭用のものとは水量も 強さも桁違い!
この高圧洗浄機、防音型で意外と静かなんですよ。
日をおいて壁が乾いたら 下塗り材を塗り付けていきます。
.この工程で小さな傷や段差を消していくのです。
???何かに似ている。。。
そうです、女性のお化粧に似ていますねえ!!
職人さんは下塗り材を特に丁寧に塗っていきます!!!
女性のお化粧と同じで、塗装も下地が命なのです!!!
次に仕上塗料を塗っていきます。健康・環境に配慮した水性系の塗料が使用されています。
仕上げは所定の塗膜厚が確保できるように2回塗りです!
これで塗装工程の完了です。
足場が外されたら、綺麗になった全容をお見せします!