今回は厨房の塗床の紹介です。
塗床工事の前に 下地のコンクリートの含水率調査です。
専用の機械で下地コンクリートに含まれる水分量を測ります。
5%以下であれば良いところ、3%でした。
充分 乾燥されているのが確認されました。
下地の乾燥状態が充分でないと、接着不良を起こし仕上げ材の浮きや膨れにつながるため、この確認は非常に重要です。
まず清掃を入念に行います。
続いて塗料と床の付着性をよくするための材料、プライマーを塗ります。
塗床のベース剤を練っているところです。
ウレタンを主剤とした基材、 硬化剤、粉体を規定通りの割合で練り混ぜていきます。
この塗床は2~3mmの厚みが付きますが 材料自体が自ら水平に広がるセルフレベリングと呼ばれる性能がありますから、床に写る景色も歪みがありませんね。
このままでは 調理人さんが滑りやすいので滑り止め効果と 表面保護の目的の仕上げ塗料を塗っていき完成です。
いかがですか? 完ぺきに平滑な床が出来ました!