1期工事も終わりが近づき、引渡し前に空気中化学物質濃度測定をしました。
シックハウス症候群の原因となる化学物質の室内濃度を測定し安全性を確認するものです。
前日の夕方 5時に図工室の窓を開いて 新鮮な空気を室内に入れます。
家具の扉も開放して、新鮮な空気で満たします。
30分過ぎてから 窓を閉じて 部屋を密閉します。
その後5時間以上 その状態を保ってから測定します。
(朝の9時から測定なので 13時間半密閉しました)
当日の朝9時 測定開始です。
これが空気中の化学物質を吸着する試験体です。
公共の検査機関に送り 試験してもらいます。
試験する物質は
ホルムアルデヒド・ トルエン・ キシレン・ パラジクロロベンゼン・
エチルベンゼン・ スチレン
以上6種類の化学物質について測定します。
主に有機溶剤系物質ですが、特にホルムアルデヒドはシックハウス症候群の原因物質とされています。
測定時間は8時間 夕方の5時に完了です。
結果は 2日後に分かりましたが 全ての化学物質濃度が許容範囲内でした。
これで この部屋(建物)は安全だと確認されました。