耐火間仕切りの工事も終わり、引き続き天井・間仕切りの工事に入っていきます。
まず天井を組みます。
以前紹介した、デッキコンクリートの中に埋め込んだインサートがここで役に立ちます。
インサートのボルトをねじ込み、そのボルトにハンガーと呼ばれる金物をぶら下げます。
ハンガーに野縁受けを取付け、野縁受けにクリップを使って決められたピッチに野縁を取り付けます。
実際の写真がこちら!
S野縁とW野縁の使い分けは天井に石膏ボードを張り付ける時に、石膏ボードの大きさが決まっているのでジョイントができます。
そのジョイント部分に幅が広いW野縁を使います。
ただ適当に並べている訳じゃないですよ!
天井が組み終われば次は壁を組みます。
墨出しをした位置にランナーと呼ばれる部材を床面と天井面に取り付けます。
そのランナーの中に角スタッドを決められたピッチではめ込んでいきます。
大きく空いているところは木製の建具が付きます。
開口部には開口補強を使います。
続いて天井面。
次は床面。
天井下地・壁下地ができたら、電気・設備の配管や配線をします。
打合せで決めた位置にスイッチ・コンセントを取付け、配線をしたり、天井に換気扇やエアコンを吊ります。
天井・壁下地も進み、部屋の大きさもわかるようになってきました。
次回は床のフリーフロアの工事の様子を紹介します。