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2017年04月18日スタッフブログ

某事務所ビル改装工事 4/18

4月も半分が過ぎ、GWが近づいてきました。工事は急ピッチで進んでいます。

まずはユニットバスです。

一日、一所懸命に働いた汚れを落とし、疲れを癒すかけがえのない空間です。

各部品はバラバラになっていて、現場で組み立てていきます。

あっという間に完成です。

内部の階段も新設します。元々この建物が新築した時は、階段がありました。

しかし!入居者が何回か変わり改装していくうちに、なくなってしまいました。

外部階段がありますが、それだけでは不便ということで、新たに階段を造って取り付けることになりました!

単に階段と言っても、鉄骨で創ると相当な重量になります。

人力ではとても持ち上げれません。しかも室内なのでクレーン車は使用できません。

知恵を振り絞り、吊り上げ用の足場を組み、ワイヤーで引張り上げます。

あとは溶接で固定して完成です!出来てしまえば何ともないですが、そこには職人さんの知恵と経験が詰まっているんですよ!お忘れなく!!

今回は少し消防設備の話をしましょう。

建物には火災が起きた際に火災を知らせる装置や、初期消火をする装置等が備え付けられているのは皆さんご存知ですか?

皆さんが住んでいる家にも火災警報器の設置が消防法で義務付けられています。

命を守る為に大切な設備になるので、設置してくださいね!

話を戻します。この建物が新築する際、当時の消防法で定められた設備は備え付けられています。

しかし、法律はどんどんと新しくなり、新たな基準が設けられていきます。

この建物を新たに使用するに当たり、今現在の消防法に適した設備を設けなければなりません。

その工事も今回行います。

元々ついている設備も使用できるか点検します。

1階の事務所は改装し新しい機械を付けます。

2~4階の住居の元々付いている機械は古く、交換します。製造年を見たら…何と!1979年になっていました。

皆さんご家庭に付いている火災報知機は電池式のものが多いと思います。

電池の寿命も乾電池で2年、リチウム電池で10年と言われています。

住宅火災警報器の設置が義務付けされたのが平成18年6月(新築の場合。既存の住宅は平成20年6月~)なのでそろそろ時期が来ていると思います。

これを機に点検してみてください。

消火器も設置する義務があります。元々ついているものをみると製造年は1988年でした。

消火器には寿命(使用期限)がある事は知ってますか?

保管状況等により前後はありますが、業務用の場合は10年が目安とされています。

家庭用の場合は本体に使用有効期限が記載されている場合が多いので確認してくださいね!

10年経った消火器は圧力試験が義務付けられています。

点検も行っていないので、交換します。

この他にも建物も種類や大きさによって、スプリンクラー・屋内消火栓等の消火設備や誘導灯・救助袋等の避難設備の設置が必要になります。

これらは各管轄の消防署と協議し決定します。

消防用の設備は設置しただけではいけません。消防署へ届出や定期点検が必要です。

今回は事務所兼宿舎の利用になるのでこれらが必要です。

消防署に「この建物を使用します。」という事を報告するわけですね。

各消防設備は定期的に点検・報告をします。

建物の種類によって報告期間が決められています。

点検は消防設備士または消防設備点検資格者によって行ってくださいね。

色々と説明しましたが、2011年の東日本大震災や熊本地震等の大きな地震が起きました。

この地方も東南海地震等、近年騒がれています。

防災の意識を高く持ち、普段の生活に備えていきましょう!

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