Staff Blog

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2017年11月25日スタッフブログ

駅務室内装工事 地下鉄駅改修工事

駅務室という駅員さんが、事務仕事や接客をする部屋を「駅務室」と呼んでいます、駅長室もその中の1部です。

工事の中心はそちらに移ってきました。まずは 部屋をそれぞれに間仕切る 壁の下地を作ります。

以前にもご紹介した 軽量鉄骨下地です。

日本が高層建築ブームになってきて、木のように経年変化で変形しないで火災に強く、なにより地震などで建物が動いても それに追従する工法として使われ出したのが、この工法です。

基本的に縦の材料だけでボードを固定するので そのピッチの管理は重要です。

駅員さんの仮眠室は遮音を配慮して 壁の中にガラス繊維の綿のようなグラスウールを入れます。

それが出来るとボード貼りです

ここだけで ざっと130枚  気が遠くなるような量ですが職人さんは 条件が良ければ 2日程度で貼ってしまいます。

ボード貼りのポイントは 留め付けに使うビスのピッチです。

壁のボードはボードの外周部は20cm程度 中央部は30cm程度と決められています。ですからこうやって確認の写真を残しています。

今度は天井です。

地下鉄の天井の中は 地下の空間で 限られたスペースしかないうえに万が一 洪水が来た時のことを考えて 地下1階の天井裏に多くの機械や 配線が入れてあります。

例えば 赤は スプリンクラーの吹き出し口。
青は 換気扇のダクト
黄は 火災報知器の取付用BOX

こういったものを天井の中に収めてから天井のボードを貼っていきます。

天井を貼ってしまうと見えないのですが、今回のように駅内の設備もほとんど更新する場合は 建築工事より設備工事の方が金額的に大きいのです。

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