あちらこちらで 工事を並行しながら行っていますが
駅の中枢である駅務室についてお話をします。
駅務室とは 駅長室を中心に 駅員さんが仮眠する部屋
それと共に トイレ、風呂、食堂。 それらを全て合わせて
「駅務室」と呼んでいます。
その駅長室には 電車の運行に必要な情報や 駅内の情報など
多くの情報端末があります。
つまり たくさんの電線が必要なんです!
ですから 床の下に電線が通せる、「OAフロア」が必要になります。
ここに映っているいるのは 全体の半分程度です。
定期券の発券機や manacaの発行機 警察無線機盤 携帯電話制御盤
現金を数える硬貨計算機等 まだまだ入ってきます。
今回使ったものは 床の高さを調整するタイプでは無く
音を吸収する為のシートをひいた上に 置くだけのタイプです。
全面に敷き込んで 弱い接着剤を塗布したうえに タイルカーペットを敷きます。
これで床としては完成です。 とても簡単に 早く工事が終わります。
でも そこから 電気工事業者さんが 床をめくって配線をしていきます。
最終的に 入りきらないと心配になるくらいの電線が入って
駅の業務が出来るようになります。
「OAフロア」は、まさしく縁の下の力持ちです。