事がほぼ終わり 使用開始の前になると 役所の検査を受けます。
まずは 消防署による完了検査。
よく ビル火災で死傷者が出るような 悲惨な事故がありますが
そんなことが無いように法律は出来ていて、それに適合している事を
確認します。
検査内容は多岐にわたるので、検査する人も いろいろ来ます。
ですから 検査員も制服が微妙に違います。(笑)
消防無線の検査です。
地下鉄の各所には 携帯電話のアンテナと同じ数くらいの 緊急無線用の
アンテナが設置してあります。 駅のどこにいても 連絡が出来ることを
確認しています。
また 駅長室では 火災報知器のメイン盤を見て 駅の中で火災が
起きていないかがわかる事を確認します。
また 火災発生時に自動で流れる 非常放送も確認されます。
火災報知器も 全てのセンサーを実際に動かして
火災を感知する事を確認します。
このように 消防署の検査に合格すると
建築検査を受けます。
これも 建築基準法に適合しているかを検査するのです。
建築ですから 床・壁・天井の仕上げ材や 図面どうりの大きさで
作られているかなども、細かく見ていきます。
建築だけでなく 電気や水道も対象なので
たくさんの担当者が 付いて回ります。(汗)
役所の検査はこれで終わり。
もちろん 無事に検査は全て合格でしたよ!