前回投稿した「ゼロクリアランス工法」の「土留め工事」は施工完了いたしました!今回土留め工事で目標とした打ち込む深さは10-11mでかなり深いところまで鋼矢板を打ち込まないといけませんでした!
な・ぜ・か?地層を調べる「ボーリング調査」と言う検査結果を基に土工事や地業工事の構造物に対する深さが決まります!
検査結果を基に計算し、現在敷地の地層環境は荒砂という砂が多い地層で、10・11m鋼矢板を打ち込めば十分な力を持つことが分かりました!
ボーリング調査?それはまたなに?っと思う方々もいっしゃるとは思いますが、それは次回「杭工事」の時に紹介したいと思います!
また次回も見てくださいね!
今回の既製品鋼矢板はカタログでは最大4°しか角度を付けることができないものです。なのでコーナー部はどう処理するのかと言うと、写真のようにしっかり鋼矢板同士を繋いでいますよね?実は各角に使うコーナー用の部材が使用されます。
これで敷地を囲うことができました!
板と板は「セクション」と呼ばれるジョイントで繋いでいきます。もしこのセクションを通さずに入れると板と板は別々の物になり緊密性を失う事により、砂・水等が流れ出てきます。その為このセクションを通すことが最も重要だという事が分かりますよね。
またより一体化を図る為、セクションを溶接します。なぜなら打ち込まれている板の上に打ち込み機械を据え付け、新しく鋼矢板を打つ時に負荷がかかり、打ち込んである鋼矢板のずれを防止するためです。
土留め工事が終わった後の現場の姿です!際に並んでいる土留め材が見えますか?
前回ブログで公開したように、あんなに長かった鋼矢板が打ち込まれて頭の一部しか残ってません。(笑)
写真のように綺麗な並びで打ち込まれた鋼矢板です!職人さんの腕がよく精度が良いのが分かりますよね!「凄いな」っと思いました!
以上!次回は杭工事を紹介いたします!!!