皆さんこんにちは!またSAKE PARADISE建設工事のブログで戻って来ました!!
前回3回目の配筋・コンクリート打設でしたが・・・いよいよ今回が基礎の最後の段階となります!!
先ずは構台を撤去してから通路足場を組立した写真です!構台が有った時は全く下を覗くことができなかったので工事が進んでるのか分かりづらかったです。
でも今は現場全体が入口から見えて来て「なんかできて来たな」と思いました。(笑)
今回の建物は鉄骨造となりますので配筋をする前に、基礎と鉄骨柱を固定する架台を設置します。下記の写真を見てください。
鉄骨造の柱を据付(すえつけ)て柱を固定する「アンカーボルト」と呼ばれる物です。「ハイベース工法」と言う工法となり、実際赤い○の表示をした部分が構造物で下の部分は設置を容易にできるようにするフレームとなっています。
基礎に埋込、基礎が出来上がると上の一部が露出されますが、アンカーボルトに柱を据え付けてボルトを閉める行為をすることで鉄骨柱と基礎を一体化にさせます。
上記の図で説明すると、鉄骨の柱の脚部にはベースプレート(黄色い部分)があり、ベースプレートにボルトを固定することで基礎と柱が一体化できる仕組みになっております。
なぜハイベースでアンカーボルトの設置を行うの?と思う方々もいらっしゃると思います。
ハイベース工法が開発されたのは1973年で、その以前は下記の写真のように基礎の中にアンカーボルトを田植えのように設置する方法で施工を行っていました。
上記の図のように昔はコンクリートを打込んだ後、アンカーボルトを入れる施工か、鉄筋にアンカーボルトを固定しておき、コンクリートを打設するか等どちらも施工精度が劣ってしまいます。
しかし、今回の設計でハイベース工法は数本もあるアンカーボルトがフレームに事前にセットされている為、施工精度がよくなり、または施工性にも優れるためです。
次回、配管・コンクリート打設が終わった後、ハイベースがどういう状況となっているか紹介いたします。
またご覧ください!