皆さんこんにちは!!気温がすごーーーく下がり寒くなりましたけどお元気でしたか?
私は急に寒くなった事で毎日、現場で鼻水を垂らしております・・・(笑)
SAKE PARADISE建設工事では建方が終わった後、現場のあちこちで色んな作業を行っております!
デッキ敷き(コンクリートの床を打設する為の部材)後の溶接をしている職人さんなど・・・
柱のジョイントの溶接を行っている職人さん。また、ジョイントの溶接完了した後に行う溶接部の超音波探傷試験(溶接部に不良個所がないか超音波にて検査を行う事です。)を行っている職人さんなどなどいろんな職人さんが集まっています。
デッキ敷きが終わったところには前回ブログで話題に上げた「スタッド」を施工しています!
皆さん下記の絵をまだ覚えていましたか?
なぜ梁に「スタッド」と呼ばれる施工をするのかを説明したいと思います!
もしスタッドを梁に溶接せずにコンクリートを打設したと仮定してみましょう!
上記の写真を見てください!スタッドを施工しないとコンクリートと梁(鉄)はある意味完全別の物なので一体化することはできません!緑の部分が緑が切れていると思って頂くともっと理解し易いかと思います。でも梁に「スタッド」を溶接しておくと・・・?
梁に「スタッド」が熔接されているってことは梁とスタッドは一体化されております!そのスタッドにコンクリートがまとわりつき硬化することで梁とコンクリートを一体化、つまり密着性を上げる事です!
スタッドは本スタッド以外に試験用のスタッドを別で溶接して上記の写真のように打撃試験を行いしっかりと溶接されているか確認をします!「え!わざと叩いて曲げるの???」と思う方もいらっしゃると思いますが、曲げても強度には問題ないので安心してください!逆に曲げた後、元に戻すのが禁止されております!
その理由は一回伸びた金属は収縮しませんので元に戻すと欠損になってしまう為、禁止されております。
スタッド施工が終わった後はワイヤーメッシュを敷いていきます!
しっかりとワイヤーメッシュの重ねが確保できたかも確認します!ワイヤーメッシュ敷きが終わると・・・
いよいよデッキのコンクリート打設を行います!!コンクリートを打設して終わりではなく、綺麗な表面を得る為にコンクリートがある程度固まった後は2、3回程表面を押える作業を行います。
機械でも表面を磨いた後、「金コテ」と呼ばれる道具で職人さんが表面を磨いております!
この作業を「金コテ押え」と呼びます!
毎日のように各フロアのコンクリート打設を行っており、どんどん現場が出来上がっております・・・
また次回のブログもご覧ください!