Staff Blog

今日もあの街で。マルケイスタッフが
日々の様子をBlogでお伝えいたします。

2023年03月01日スタッフブログ

SAKE PARADISE建設工事⑲「耐震被覆吹付工事」

こんにちは!耐火被覆のブログでまた戻ってきました!
前回のブログは皆さん見て頂きましたか?壁が出来上がり鉄骨の柱・梁に施工する耐火材の吹付工事を現在行っております。
なぜ鉄骨の柱・梁に耐火材を被覆するのかというと、鉄骨造の文字通り建物の構造物、つまり骨となる鉄骨柱・梁を火災の熱から保護するためとなります。
鉄骨造の建物の火災が発生した場合、火災が鎮火するまでの間に建物の倒壊を防ぐために熱から建物を保護するために耐火材を被覆すると考えて頂けば理解しやすいと思います。

上記の絵のように露出されている梁は火災時には直接火があたるようになりますが耐火材を被覆させることにより直接火があたる事を防止・保護し、時間を稼ぐのです!
絵には厚み確認ピンと記載されていますがそれが…

このピンです!なぜピンを打ち込んでいくのか?と思いますよね。
耐火被覆の厚みは建築基準法に定められた耐火構造上により変わります!
今回は2時間耐火ですので規定の45㎜のピンを持込、打ち込みます。

実際施工する写真を見ると吹付施工を行う当時は梁の素地が見えて耐火被覆材の厚みがある程度は確認できますが、耐火被覆施工が完了すると被覆材のみ見えるので本当に規定の厚みを確保したの?と分からなくなりますよね?その時、このピンがしっかり打ち込まれていることで最低規定の厚みを確保したことを一目で確認ができるようにしてくれます!

柱の施工後の写真ですが、あ!厚みが確保されてるね!と分かりますよね!

ロックウールと呼ばれる耐火材と練り混ぜたモルタルを一緒に吹付してから…


木コテでしっかりと材料を押えて…

厚み確認ピンを打ち込みます!こういう一連の流れで耐火被覆工事は施工されます。
次回もブログを見に来てください!

スタッフ通信TOPへ

採用情報へ

未経験者も活躍! 新卒も中途も募集!!