内装工事が本格的に始まりました!
今回はその内装工事の一部ですが、耐火壁について
ご紹介いたします。
耐火壁とは、設計や建築基準法で定められており、
火災時に安全に避難できる時間を確保し、
火災の急激な拡大を防ぐために設ける壁の事を言います。
まずはLGS(軽量鉄骨下地)を組んでいきます。
これが壁の下地になります。
下地に強化プラスターボードと呼ばれる、厚さ21㎜のボードを
2枚重ねて張っていくのですが、1枚目を貼る前に「ロックフェルト」
という隙間を埋める材料を敷いていきます。
そして、一枚目、2枚目と順番に張っていきます。
じゃーーーん!
耐火壁の施工が完了しました。
この壁が表装仕上げの下地にもなるんですよ!
なかなか見た目で耐火かそうじゃないかは分かりづらいですが、
躯体(梁)まで隙間なくボードが張ってあることがわかりますよね。
こうすることにより、天井裏から火が回りにくい状態となり、
延焼防止の措置がとれていることになります。
前回ご紹介した耐火被覆も同じで、もしも火災が起こった際に
身の安全を確保する為の大切な工事です。