杭の重機と材料の搬入が完了し、
いよいよ、地盤に杭を打設していきたいところですが、
その前に、「試験堀り」と「試験杭」といった杭を打設する前の
検査を行わなくてはいけません!
今回は試験堀りと試験杭について紹介していきます!
試験掘りとは、地盤を掘削して支持層を確認します。
掘削した際に土質を採取し、支持層に到達したか、より正確な判断が
下せる他、事前に行っているボーリング調査の土質と相違が無いか
確認していきます。
実際に設計士の方に確認して頂き、問題が無ければ、次は試験杭の打設です。
試験杭と言っても、建物を支える杭と別に打設する杭ではありません!
本杭の中から1本割り当て、実際に打設をして支持層を確認します。
杭芯がずれないよう確認しながら掘削をしていきます。
そして、この秤は、根固め液と杭周固定液の密度を測定するものです。
測定し、設計値の管理範囲であることを確認し、供試体を採取します。
いよいよ、杭の打設です!
杭を真っすぐに入れる為に水平器で確認しながら打設していきます。
2本ずつある線と線の中心に気泡があれば垂直の証拠です。
打設完了後に杭の高さを確認したら完了です!
今回は32本の杭を打設します!
残りの杭も正確に!そして何より安全に!!現場管理をしていきます。