以前、建物を支持する為の杭の打設を紹介しました。
実は…
それで終わりではないです。
このように捨てコンクリートを打設した後でも杭の頭は少し出ています。
なぜかというと、
杭と基礎をしっかり接合する必要があるんです!
極端な話ですが、杭と基礎がしっかり固定されていないと
地震の際に建物が傾いたり、倒壊なんてことも!
恐ろしい…
杭の頭に鉄筋を溶接していきます。
これで杭頭補強と呼ばれる工事が完了しました!
数本鉄筋が曲がっているのは、15度・30度と決められた角度
を試験的に曲げ破断が無いか確認する検査をしたからです!
続いては、アンカーセットについて紹介します!
この建物は鉄骨造なのですが、鉄骨の柱を建てる為の
アンカーボルトを設置する工事です。
とても精度が求められるんですよ!
墨出しした位置に沿ってしっかり固定します。
柱の中心に設置しないと規定の位置に柱を建てる事ができなく
なるので、位置や高さ等確認を怠ってはいけません!!
アンカーセットも完了です!
これから、鉄筋の配筋を行っていきます。
基礎工事は隠れてしまうので後から目で見えなくなる
工事です。鉄筋工事も設計などで決められた規定が
たくさんあるので、しっかり管理の目を光らせてい
きます!