鉄骨建方がスタートしています!
柱を建て込み梁を接合していきます。
以前、アンカーセットの施工をご紹介しましたね!
そのアンカーボルトに柱を固定していきます。
鉄骨建方と並行して行うのが、
安全に施工してもらう為の仮設材の設置です。
水平ネットと呼ばれる、万が一転落した時に
落下を阻止してくれるネットや親綱と言って、
手摺替わりや安全帯を引っかける為の
ロープを取付ます。
上の写真は胴縁と呼ばれる鉄骨の部材です。
現場で一本一本組立を行い、クレーンで吊り
上げて取付を行っています。胴縁は壁材の
下地の役割を担っていて、これに外壁を留め
るんです。この建物の外壁はALCという壁材で
横向きに張っていく、いわゆる横張りです。
なので胴縁は縦方向に取り付けてあります。
なぜかというと!壁が横方向で胴縁も横方向に
施工したとなると、風圧力に壁が耐える事ができません。
壁の方向と胴縁の方向は縦と横で変える必要があるんです!
じゃーーーん!!
大方の建物の形ができてきましたね!
壁が風圧力に耐えられないなんて話をしている矢先に
ものすごい勢いの台風21号が接近しています。
現場では、台風に伴い安全対策を行う事が絶対です!
例えば、足場の倒壊が無いよう鉄骨に数か所控えを取る。
ゴミは風での飛散が無いようにシート
などで養生をしています。
最後に電気の電源はOFF!