前回、コンクリート打設前の受け入れ検査についてご紹介しました!
今回は、基礎コンクリート打設の様子をご紹介します!
コンクリート打設時は一人一人役割があります。
「ポンプを操作し、流し込む人」
「バイブレーションを使って締め固める人」
「コテを使って仕上げる人」
それぞれ協力し合い作業を進めていきます。
実際の打設中の状況です!
写真奥のホースでコンクリートを流し込みます。
手前の職人さんが持っている道具がバイブレーターと言います。
コンクリートには、製造時や運搬時などに気泡が混入します。
大きな気泡が含まれると、コンクリート内で素材同士の結びつきを阻害し、
十分な強度を発揮できない事があるんです。
なので、バイブレーターで振動を与え、
気泡を取り除かなければいけません。
この作業を怠ってしまうと豆板(じゃんか)という、
豆のようにブツブツと、骨材が見えている状態になり、
構造物としての強度不足になってしまいます。
※これが(じゃんか)です。
見た目も構造上にも悪いんです。
柱を支えるベースとなる部分、梁の順に打設していきます。
ベース、梁の打設が完了すると
養生期間を置いて、いよいよ型枠の解体です!
後はじゃんかが無いよう祈るだけ!
それは冗談ですが(笑)
そうならないよう入念に締固めを行っていますよ!
これが型枠解体後の状況です!
基礎工事も埋戻しを残すのみです!
それでは、次回もお楽しみに!