今週も鉄骨工事を紹介します!
鉄骨工事も順調に進んでいますよ
柱の建起こしを確認しているところです!
柱が地面に垂直に立っているか確認し、調整します。
建起こしをしっかりやらないと・・・
傾いた建物になってしまい、
ビー玉が勝手に転がってしまうような建物になる事も。
それでは困りますよね!
建起こしの後は梁を固定するための「本締め」と呼ばれる作業を紹介します!
まず、専用の工具を使い、トルシア形高力ボルトで固定していきます。
この作業を「一次締め」といいます。
次にボルト1本1本にペンでマーキングしていきます。
ボルト、ナット、座金、母材、全てにマーキングしなければいけません!
いよいよ「本締め」です!
そして、下の写真が完了時です!
これまた本締め専用の工具で行います。
ちょっとわかりずらいですが、マーキングしたラインが
ナットだけ回転し、ずれているのがお分かりでしょうか?
このずれによりボルトが締まった事が確認できるんです!
もし、ラインがそろったままだった場合、共回りといって
ボルト自体が回ってしまい、しっかり締付ができていないことになります。
また、トルシア形高力ボルトの特徴として、
規定値まで締付けを行うと、ピンテールが破断します。
破断=締め付けができているという事なので、非常にわかりやすい!
2階以上の階の床となるデッキプレートを敷き込んで
溶接を行っていきます!
焼抜き栓溶接という方法で、デッキと梁を固定していきます。
簡単に説明すると、溶接棒から電流を流して熱によりデッキを焼き抜き、
栓をするように溶接していく方法です。
やっと鉄骨工事が完了です!
形が見えてきましたね!
今後は床のコンクリート打ちや外壁工事に入っていきます!