現場では内装工事が着々と進行中です!
そこでまず、耐火ボードについてご紹介します!
建築基準法により、耐火処理を行う「竪穴区画」が定められています。
竪穴とは?
階段など複数階にわたり連続する空間であり、火災の時に
炎と煙の伝播経路となる可能性のある場所の事です。
この建物でも階段室と、エレベーター、ダムウェーターがそれに
あたります。
今回、竪穴区画の壁に使用するのが、不燃タイガーボードです。
2枚重ねて施工していきます。
他階への延焼を防ぐ上で重要な役割を持っていると同時に、
表装仕上げの下地にも役立ってくれます!
1枚目を張る前にロックフェルトという隙間を埋める為の
綿状の材料を敷き込んでいきます。
一枚目の耐火ボードを張っていきます。
その上に、2枚目を重ねて張っていきます。
2枚目の床と梁等の取り合いの隙間を埋める充填材を
施工して完了です!
火災が起こった際に延焼拡大を防止し、被害を最小限に抑えて
避難や消火、救助活動の時間を確保する為の大切な工事です。