８月２７日、２８日の二日間で、社員研修旅行を開催しました！
５回目となる今回の旅の目的地は、長野県の松本・小布施方面です。

さらに今回は、社員のご家族も招待しました。

家族ぐるみでの旅行は、いつもと異なる雰囲気で新鮮です。
社員一同、ご家族をおもてなしする心を持って、思いっきり楽みました！

早朝７時にバスに乗り込み、いざ出発！
乾杯からスタートして、カラオケ・ゲーム大会で盛り上げていきます。

旅行気分が盛り上がってきたところで、初めに訪れたのは、「日本最古の国宝　松本城」！
昨年の「国宝　姫路城」観光に続き、今回も立派なお城を見学します。

（社員の感想）
・建物自体は小ぶりで、名古屋城のような派手さはないですが、近くで見ると大きく感じ、強そうなイメージを持ちました。

・昨年見学した姫路城とは対照的に、外観は黒色で威圧感を覚えました。

・石垣の低さには驚きました！あれだけ石垣が低いのは、戦乱の世にありながら実際は戦場となる事がなかったのでしょうね。

まずは記念撮影！
雨で青く映える芝生と お城を背景に、素敵な写真が撮れました。

おもてなし武将隊とも記念撮影！

城内見学では、この仕事に就くまでは見もしなかったことを、建築の目線で見ることができました。

（社員の感想）
・城内の階段は、段差の大きい急階段で、なかなか上りにくかったです。それだけ攻めにくい造りになっているのだと感じました。

・４階の部屋には城主の座っていた御座所がありました。そこに座ると城主の気分になり、命令を出したくなりました！

・床には不陸等がなく、手作業だったにも関わらず、丁寧な仕事がされていると感じました。現代だと、機械に頼りきっている事と、こんなもんで良いだろう。で済んでいる事があると思います。昔と現代とでは、仕事に対する気持ちと背負うものが違い、その差を痛感しました。このお城から何かを気づかせてもらい、自分を見つめなおすことが出来たように思います。

・主要構造部の柱、梁、造作材の鴨居、長押ともども使用してある木材のサイズ、樹品質は雄大で品質の良い物が使用してあり感動を覚えました。どこの城見学でも感心するのが、揚重機器の無い時代に、どのような方法であれだけの重量のある材料を荷揚げし、組み立てたのだろうでした。

・火縄銃の構造・仕組み・製造方法についても展示されていました。コレクションとして欲しくなりました！

・一番興味を持ったことは、屋根瓦が二重に葺せてある部分があり（上記写真）、何の意味があるのか？でした。調べた結果、上部の屋根の鼻先に出来たつららが、一般の屋根瓦の上に落下し瓦を破損させ無いように、補強の意味で葺せてある事を知りました。名称は『捨て瓦』で、設置方法は瓦の上に設置すると当然屋根勾配によりすべり落ちるわけですが、
落ちない様に外壁から鉄の棒ですべり落ちない様に吊ってありました。

・建設に携わる先人の知恵や限られた文明の力で成し遂げ今日にいたるまで現存する。長く愛される建物を造るための、知恵や工夫を少し感じ実践します。

・大河ドラマ「真田丸」の影響か観光客が多く、出来る事ならもっとじっくり見学したかったです。

昼食は、ジンギスカン！
肉は臭みもなく柔らかい食感で、ご飯がどんどんと進みました。

お腹いっぱい満たされたら、日本三大わさびのひとつ「安曇野わさび」の産地「大王わさび農園」へ散策しに行きました。

空気少しひんやりとしていて、夏の暑さを和らげてくれる最高の避暑地でした。
わさび入りのソフトクリームがほんのりとわさびの味がして口の中がすっきりとしました。

大王わさび農場の敷地の壮大さと水の綺麗さに心を洗い流されるような気分になりました。

そして夕方には旅館に到着しました。
人気旅館ランキング上位に位置する「藤井荘」に宿泊です。人気の理由を考えながら過ごしました。

藤井荘は渓谷の上にあり、ロビーからパノラマで見ることが出来る景色は非日常を味わえる最高の場所でした。
（写真でこの素晴らしさを伝えるのは難しい・・）

朝から、飲んで歌って、たくさん歩いてクタクタ・・。ではありません！
旅行の一番の楽しみと言っていい「宴会」が始まります♪

そして今回の旅行では、しっかり準備してきた「宴会芸」を披露して、みんなで大笑いしました！

今年入社の若手社員から、手品を披露。

ものまね大会。誰が一番似ていたかな。

社員のご家族も、みんなで楽しめる芸を披露していただきました！

普段なかなか見せれない得意技をみんなに披露して、和気あいあいと楽しむことができました。

（社員の感想）
・お食事は季節の料理が出てきてどれをとっても手の込んでいるお料理で、また次の季節に来たいなと思いました。

・建物が立派で日本特有の和風を感じさせる建物でした。城と同様に建物の内部を見てこれはすごい技術が使われているなと感じたり、こういう風に演出したらおしゃれに見えるんだと同じく仕事の目線でもの作りを勉強することができました。

・さすがに人気旅館だけあって随所にその片鱗を見ました。一番感じたのは「静寂」です。お風呂に行く時など従業員に会うことはありませんでした。宿の考えとして、お客様に「プライベートな時間」を提供するのが目的なのだと思いました。大浴場も時間制限なく利用出来、ゆったりとした時の流れを味わえました。スピードを要求される現代において、ゆったりと出来る空間に居心地の良さを感じました。

・スタッフの対応もよく、細かい気配りが色んなところでなされていて、「また来たいな」と思いました。ちょっとした気配りで「また来たい」と思わせれるのは仕事でも一緒で、小さな気配りが「またマルケイにお願いしたいな」に繋がると感じました。

二日目（後半）に続きます。