＜お客様からの要望＞
利用者の方が安心して利用できよう、落ち着いた仕上がりで居心地の良い空間となるようにしてほしい。

＜注意したこと＞
隣地側に保育施設があったため、お昼寝の時間は騒音作業を避け作業を進めていきました。
今回の物件は体の不自由な方が使用するため、床の不陸に最も注意しました。
また、以前福祉施設で工事をさせていただいた際に、利用者の方が洗面台の上に乗ったり、ペーパーホルダーに乗ったりするということを聞いていたため当たり前のことながら、壁に取り付ける器具等の下地を強固なものにしました。器具取付後は、実際に私も乗ってみて強固に取り付けてあるか確認しました。

＜実際の工事であったこと＞
中国製の部品を使っている製品がありましたが、コロナウイルスの影響で中国の工場が止まっているおり部品が作れず、国内にある製品のみでの受注となっていました。そのため徐々に国内の在庫がなくなり、今では納期未定といった状態になっています。幸いにも、私共の現場では一部納期が遅れるトラブルもありましたが、発注が早かったため工期内に間に合わせることができ、無事建物を引き渡すことができました。
工事進捗報告の際にお施主様からも『ここまで順調に工事を進めていけるのは素晴らしい！』と嬉しいお言葉を頂けました。

＜その他＞
建物引き渡しの際には理事長自らが館銘板に館名を書いて下さいました！
立派な館銘板が出来上がりました！