＜お客様からの要望＞
・工事エリアのすぐ隣の部屋では平日執務を行っているため、騒音や振動の発生する作業は土日に施工してほしい。
・施工範囲は共用部の廊下と直接繋がっているため、工事範囲の区画・養生はきっちり行ってほしい。

＜注意したこと＞
解体工事やアンカー打ちの作業は、騒音や振動が発生するため土日に工程を組んだり、夕方、施設の業務終了後に作業に入らせてもらえないか協議するなどして、施主様の業務に支障がないように注意して工事を進めました。
壁と天井の解体にあたっては、石膏の粉やほこりが発生し共用部の廊下に舞っていく恐れがあったので、二重にしたビニールシートを入口に設置したり、ガラリをテープで養生するなどして極力共用部を汚さないように注意しました。

＜実際の工事であったこと＞
完成後に各部屋に搬入する予定だった施主様の備品が、SDの枠より大きく、パーテーションを立てた後だと搬入が困難なため施工途中に搬入させてほしいというご要望をいただきました。床のタイルカーペット張りや、機器の設置が残っていたため搬入後備品全体を養生し、部屋内で施工箇所からどかしながら施工を行いました。小さい部屋で施工は窮屈でしたが、施主様からは『手間が減り、とても助かった』と喜んでいただけました。

＜その他＞
狭い施工面積に対して、空調機器と電気機器の量が多い工事でした。特に天井は機器が所狭しと設置されるため、両業者さんを交えて密に打合せをし機器同士が干渉しないよう気を付けました。