＜お客様からの要望＞
・屋根が古くなり、いつ雨漏れするか心配なので、新しく直して欲しい。
・以前別の業者さんが施工した箇所からの漏水によりバルコニーの壁が傷んでしまった為、直して欲しい。

＜注意したこと＞
・お客様が常に生活をしている住宅です。足場設置後、玄関廻りの安全養成・施工時に発生する、騒音・内部キッチン配線作業時の配慮をしながら作業を行いました。
・以前の施工業者の施工不良によってお客様は非常に心配されていました。その為、毎日の作業報告を写真を基に行い、お客様に安心してもらいながら作業を進めました。

＜実際の工事であったこと＞
・既存屋根材を撤去したところ、屋根材と壁の仕上げ材との雨仕舞が悪く漏水の原因になっていることに気づきました。端部の屋根材と壁の仕上げ材の隙間が6cm以上離れている状態でした。急遽施工方法を変更し屋根材を壁より長く伸ばし、折り曲げる施工をすることで雨漏れの対策を立てました。

・２階バルコニー内の仕上げ材となるサイディングに、後から取付けたIH用の電気配管が露出で取付けられていました。こちらも雨仕舞が悪く、穴から雨が入り、仕上げ材が腐ってしまう原因になっていました。同じ問題が発生しないよう、電気配線を内部天井に廻し、バルコニーの仕上げ材は配線のないスッキリした施工を行いました。

＜その他＞
お客様が毎日のように差し入れを用意して下さり、「ありがとう」と感謝のお言葉を頂きました。私からも感謝の気持ちを込めて野菜ジュースをお贈りいたしました。喜ぶお客様を見て心が温かくなりました。