施工事例Case Study

塗装・防水工事

某スポーツクラブ床防湿対策工事

〈工事期間〉 H 30.7、9~ H 30.7、10
〈工事概要〉
某スポーツクラブ床防湿対策工事
施工床面積 380m2 含水量が高い床コンクリートの完全防湿不透過対策工事
既存床コンクリート面フラットプラグモルタル塗布工事
<お客様からの要望>
床コンクリート下地にビニール系の貼り物仕上げをしたいのですが、既存床コンクリートの含水量が多くビニール系の床材を貼った後、コンクリート下地から湿気の上昇が想定され、後々ビニール系の床材の剥がれ、ふくれが心配です。床仕上げ材の不具合が後々出ない様にして欲しい。

<注意したこと>
今回使用するフラットプラグモルタルは、打設して間もない水分を沢山含んだ土間のコンクリートでも湿気の上昇を完全に無くすことが出来ます。そのためには、施工マニュアル通りに行う必要があります。その施工マニュアル中の、下地調整の清掃はあまり目立ちませんが、大切です。既存コンクリート下地の付着物、ゴミが残った状態での施工は、フラットプラグモルタルの浮き、捲れの原因となるので、以前の貼り物の接着剤は、皮スキを使って入念に剥し取り、細かな粉状のゴミは細い毛のブラシで掃き掃除を行った後に、最後に掃除機を掛けました。その甲斐あって、下地調整剤塗布中、細かなゴミは一切確認出来ず、状態の良い下地調整が出来ました。

<実際の工事であったこと>
施工範囲のすべてを一斉に行うと、他の業種は現場内立ち入り禁止となり、工程が遅れお客様にご迷惑をお掛けする恐れが有った為、施工を半分に分け施工開始を夕方にずらして、夜間作業に計画を変更 しました。 その甲斐あって、他業種は昼間作業を行わせ、施工を半分に分けた事により、施工初日の翌朝も、他業種の昼間作業に影響を与える事なく無事、作業を終える事が出来ました。

<その他>
フラットプラグ塗布完了後、中1日後からビニール系の床材を他の業者さんに施工して頂き、完成後1週間で、床材が湿気により悪影響を受けていないかどうかの、引張強度確認試験が行われましたが、合格点を頂きました。その報告を受けられ、お客様も安心されていました。

施工前

施工後

施工前

施工後

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