<お客様からの要望>
・体の不自由な方も使用されるので、洗面台やユニットバスなどをバリアフリー化し、使用者の使い勝手に配慮した建物にしてほしい。
・1階の作業室と食堂は可動間仕切りで区切り、大広間としても利用できるようにしてほしい。
・海抜が低い地域なので、止水対策を徹底してほしい。

<注意したこと>
・隣接するアパートがあり日中駐車している車もあったので、足場に二重でシートを架けるなどして、塗料などの飛散防止を徹底しました。
・隣接する道路が狭く、近隣住民の車の行き来も多い場所だったので、荷揚げ作業やコンクリート打設作業の際には道に車1台通れる分のスペースを必ず確保し、通行を誘導するなどして現場周辺の安全確保に努めました。

<実際の工事であったこと>
・着工前の段階から鉄骨工事に使うボルトの確保に時間を要することが分かっており、当初の予定から工期を変更しました。
・早い時期からお客様に説明できた甲斐もあり、快く承諾していただけて感謝しています。引き渡し後に、翌日午後の役所検査までにロッカーの耐震固定を行って欲しいとお客様からご依頼を頂きました。業者の手配が間に合いそうになかったので、社員にて急遽都合を合わせ作業を、行いました。素早い対応の甲斐もあり、お客様からも大変感謝して頂けました。

<その他>
・竣工式の後に内覧会が行われました。実際に施設に入居される利用者さんや働かれるスタッフの方々、福祉会の関係者の方々に完成した建物を見ていただきました。「ここでの生活が楽しみになる、とても素晴らしい建物が出来ましたね。」と言いながら笑顔で内覧なさっていている皆様の顔を見て、改めてこの仕事のやりがいを感じました。