＜お客様からの要望＞
・火災報知器が多数ありますので、粉塵養生を徹底してください。
・工事エリア外の休憩所・仮眠室・給湯室は工事時間外は通常通り使用できるようにしてください。
・消火水槽内で作業を行う際は、法定水量は満たした状態で作業してください。

＜注意したこと＞
・工事エリア付近に多数の火災報知器が設置してありました。解体時の粉塵で誤発報すると地下鉄のホームまで警報が鳴ってしまうため、解体時は養生シートをカーテンのように何重にも行い、集塵機を設置する等いつも以上に粉塵養生を入念に行いました。
・消火水槽内は密室空間で酸素不足になる可能性があるため、作業開始前と作業中に酸素濃度測定器にて安全を確認してから作業を行わせました。

＜実際の工事であったこと＞
・工事エリアがとても狭いことから、同じスペースで二人が作業するのがとても困難な状況でしたが、段取りよく手分けをして作業していただきました。養生を徹底したことで、粉塵を飛散させる事なく無事解体作業を完了させることができました。
・既存ユニットバスを解体した際、設計図よりも浴室内のスラブ高さが低く収まるか不安でしたが、脚部の金物を加工する事で結果的に既設よりも入り口の段差が少なくなり使い勝手を良くすることができました。

＜その他＞
・当初の予定工期より前倒で工事を進める事ができ、お客様から大変喜んでいただけました。